2008/07/10

男子クロカン、オリンピック枠獲得か?

 という情報がでてます。
是非とも代表選手が派遣されることを望みます。
オリンピック出場にあたっては、現地で各国との戦いの前に、出場枠の獲得という戦いが繰り広げられるわけで、日本はその出場枠を獲得していないという状況。
しかしワイルドカードが何枚かだされるため、補欠の国にもチャンスがまわってくるというもの。
そこで日本は獲得できそう、ということだ。
そんなレベルの選手が派遣されても、という声もありますが、やっぱライダーとしては行って欲しいよね。
しかし、クロカンの出場枠が手に入ったからといって「はい、即出場!」とはならない。

オリンピックとなると、28競技302種目総勢330名程の選手が派遣されるわけで、各競技団体はJOCの管理下におかれる。つまり自転車競技連盟がお願いしても、JOCがダメと言ったら出場できないのである。

なんで〜?いいじゃん。と思うけれど、この派遣、意外にお金かかってると思う。
選手の派遣には、渡航費、競技時のウエアーからスーツ、スーツケース、スポーツウェア、革靴やら帽子などもろもろが支給される。当然渡航中の衣食住は一切かからない。それに選手は都内で行われる健康診断みたいなものに行くはず。(アジア大会の時でさえあったからね)あと壮行会も。
いくら北京だからといっても一人にかかる費用は数十万円は必要だろう。

だからメダルを狙えない選手は連れて行けない、という意見があってもおかしくない。

だけど、である。自転車は他の競技団体に比べて強い、はず。
そこにはやはり「ザ・競輪」様々の実態があるから。
日本自転車振興会がこのオリンピック選手派遣を強く応援していると思われるため、発言権はあるはず。
だからここは強くプッシュしていただくとして、日本のクロカン男子選手が北京を走る姿を実現して欲しいのである。

来週末は全日本選手権だし、夏はレースネタで盛り上がるね、やっぱ。
 
© 2015 Takashi Tsukamoto.