2008/06/19
ブレーキ
長年ダウンヒルに使用しているMAGURA社のGUSTAV。このモデルに変わってから7年くらい経つのかな。
効きはもちろんコントロールのしやすさも最高の逸品。エア抜き(フルード交換)作業も超簡単に抜けます。
その他にももう一つ特徴が。
ハンドルからグリップを外さずにレバーを外せます。
ということで、なぜこうなったかをお伝えしましょう。
僕がワールドをまわっていた頃使用していたGUSTAVは前のモデルでこの機能はついていませんでした。
そして毎回パッキングするするためにハンドルバーを外すわけですが、レバーを外すには、その度グリップを外さなくてはいけなかった。
この不便さを数年感じながら転戦していて、確か'00のサイクルショーにMAGURA社のクリストフが来日した時、「もっと楽になりたい〜」と提案したらこうなった、というわけです。
代理店のK氏曰く「クリストフはかなり頑固というか怖い存在だった」ようですが、
転戦中、翌週の会場までバイクを運んでくれたり、親切にしてくれました。
こんな提案は遠いニッポンからエッチラオッチラやってくるライダーにしか感じない部分だったんですね。
しかし僕がこれを手にした時には、もう僕はワールド遠征していなかった、というオチ付きです。
今ではlouiseにもこの機能がついているし、ダウンヒルバイクとデュアルバイク(この響き懐かしい)を輪行していた僕には夢のような機能で、した。
製品は少しずつ進化しているわけですね。