SRAMネタが続きますが、以前も書いたハマーシュミット、やはり気になります。僕はシマノ派なのでSRAMのアメリカンでチープな感じのメカには全く気が向かなかったわけですが、こいつは使ってみたいと思いますね。機能的には昔からある遊星ギアってやつですが(確かミヤタの70後半~80年前半?に存在したセミドロップのイケてるチャリンコに使われていた記憶が。。わからん)、1:1と1:1.6のギア比に代わるちゅうことで、24Tを使った場合、シフトすれば38Tになるってもの。ダウンヒルのレースバイクにつける人はそれほどいなさそうだが、それ以外の全てのバイクにはありかも、と思った。のでその利点を勝手に想像で書いてみる。
・チェーンテンションの変化が少ない
リアディレイラーのテンション変化分だけなので、ミドルケージでOK。
・フロントチェーンラインが一定で、チェーン落ちの心配がない
これは助かりますね。
・カバーがチェーンリングをガードしてくれる
バッシュガードの役目も果たすのでガンガンいける。
・シートチューブがなくても取り付けられる
フレームデザインする人には助かります。
・リアアクスルの軌道をより理想的なラインを通すことができる
リアアクスルの軌道はリンクの構造によって変わるわけだが、基本となるBB付近のピボット位置とチェーンリングとは大きな関係を持ち、チェーンリングの歯数が変化することによってぺダリング時の感覚が変わるので、つまりは変化しにくくなるというわけ。これもデザイナーにとってはありがたいシステム。ちなみに今までの自転車の場合、基本はミドルギアを基本として設計されているはず。
・素早い変速が可能??
オーバードライブとの切り替えはワイヤーで動く爪のような物で変わる??とすると、ローロフのように瞬時に変速が可能となり(フロントだけだけど)、トレイルで急に登りにさしかかった時などにフロントギアを軽くして登っていける。ペダル1回転分の差がとっても助かる(はず)。
とこんなところかな。
デメリットはちょっと重そうなとこと、見た目に分厚くスマートでない所。シーリングは泥の日走らないとわからないけど大会以外そんな状況で走らないし。いいのかもね。
ちゅうことで、今一番試してみたい機材を勝手に妄想してみました。
あ~シマノ出さんかなぁ。。。