ドーピングネタの次は賄賂ネタで来ましたか。。
近頃よろしくない話題を世間に提供している自転車レース界ですが、
それだけお金がからんでるという、社会的に大きな組織であることの表れということなのですかね。。
それにしても何だか悲しいですが。
今更?なのかわかりませんが、おそらく今後も続くことだと思うので書いてみます。
ドーピング、これはいろんな方法があると思うけど、やる人にとって、タバコみたいなものなのかな。「続けてると癌になる、、、、かも」ぐらいな。で、やらないと(やってる)ライバルに勝てないし、勝てばお金もらえるし。。
やる度、目に見えて弊害がでるならためらう人もいるかもしれないけれど、あとは理性でしかない気がするし。
昔アジア選とかで優勝すると、決まって他国のライダーが報奨金を聞いてきてたのを思い出した。
「そんなの無いよ。」と言うと誰も信じない。
他国がどれくらいだったか忘れたけれど、もらえない国はなかったんじゃなかったかな。
それと、アジアのオリンピックと言われるアジア大会になるともう大変。
(もう競技種目から外れちゃったけどね。)
インドネシアだかは確か2位か3位でも数百万円って言ってたし、実際
タイの時は母国の選手が優勝して、何故か表彰で日本円にして300万(平均年収の約10倍)ぐらいもらってたし
どの国もメダリストはその後は英雄扱いだからいい思いが当分続くいうわけ。
僕は2大会出て2回とも銀メダルだったけど車連から5万か10万もらったと思う。
それをまた他国のライダー達に言ったらその驚きというか、落胆具合がおもしろかったけど。
その差を知って落ち込むのオレだろ、とねw
自分より下の順位なのにお前帰国したら車買えるじゃん、みたいなね。
台湾で行われたアジア選で優勝した時。帰りのバスで某国のライダーが
「ツカモトはいつ辞めるんだ」と真面目に聞いてきた。
僕をコーチに迎え入れてさらに強くなった彼が表彰台頂点に登りたいということだった。
彼は単純に速くなりたい思いからの提案だったが、悪く考えれば僕を表彰台から引きずり下ろすための一つの手段=賄賂とも言えなくもないか。。
と、どの世界でもお金が絡むと人は変な方向へ向かいがちだけど、今のところ僕のいる世界では汚れたやつは回りにいない。裏を返せばそれだけ儲からない世界であるという証明でもあるが。。。
ま、汚れるのは泥だけで十分ですね、という落ちにくいオチでw