2015/10/29

CJ第4戦 一里野

10月11日、石川県一里野スキー場で第4戦が行われました。

この1週間前に風邪を引き、治らぬままの参戦。

激坂で知られる一里野は色んな意味で刺激的な会場。
今年も全く姿を変えず私達を待ち構えていました。

レース前日は天候もよく、コースコンディションも最高。

スタート地点へのバイク搬送はトラックによるシャトル。
これがなかなかうまく稼働せず、待ち時間が非常に長い。
©HOTTSPIN
人間はゴンドラで数分で着いちゃうのでひたすら待つ。。
もっとなんとかならんかなと思うけど、激坂コースも大渋滞なのでしょうがなく待つ。


16よりもいい順位を目標に(低っ)


MARSHGUARDのナンバーボードもいい感じ(上2点留めを試してます)


OAKLEYとTROYで気分は確実に上げられます(コレものすごく重要)。

©HOTTSPIN
最終試走

©HOTTSPIN
コース途中でマーシャルのおじさんとお話中。おじさん写ってないけど、トレランをしているそうで、この坂を自転車で下るのをすごく感動してくださってました。

で、時間の関係もあって3本で終了しタイムドセッション開始。
©Hiroyuki Nakagawa
試走の3回は一度もクリーンな走りが出来なかったけど4本目にしてやっと転けずに走ることが出来て15位。



そして当日。
夜中に雨が降り、止んだものの微妙な天気。



朝の試走は1本走り、状況を確認するが全く当てにならず。
9時の時点で天気予報を見ると、6時間後に雨マーク。
©信州ふぉとふぉと館

決勝は雨を想像しながら昼過ぎの予選のためスタート地点へ上がる。。
そしたらエリートクラスの予選開始と同時に雨。。
©信州ふぉとふぉと館
路面コンディションはそれほど影響はなく19位で通過。

決勝までの約2時間、他のクラスが走るためコースが荒れることが予想されたけど、そんなことよりも苦手なのが視界を妨げる天候。
ティアオフをはがすタイミングがないコースでさらにガスと雨、で時間による暗さ。。
もうこうなると僕の場合全然見えないわけでお手上げ。
ワイパーとLEDヘッドライトでもつけとけばよかったと思うぐらい。

で決勝。
上半分はガスってて見えず。
シングルは暗くて見えず。
最後の高速区間では水滴で見えず。

すべての区間において、ビビりすぎて明らかに遅すぎるのがわかるほどタイヤがグリップしたことだけは感じることができた。
結果15位でフィニッシュ。


今回もみなさまの応援、ありがとうございました。

バイク : NUKEPROOF PULSE
フォーク : DVO EMERALD
タイヤ : TIOGA BLACK TURTLE
ウエア : TROY LEE DESIGNS
ヘルメット:TROY LEE DESIGNS
ゴーグル:OAKLEY CROWBAR
メカニック : M.MITSUTAKE



おまけ
©信州ふぉとふぉと館
ブースの準備中に立ち寄った九州のCLEAT増永氏。



以上です。

CJ第3戦 ウィングヒルズ

9月13日に岐阜県ウィングヒルズで第3戦が行われました。

ハードパックな路面で知られるウィング。
今年も相変わらずハードでした。
コース前半は例年通り、滑りやすい林の中の根っこや岩があって天気によってコンディションが大きく左右されるので難しい。
後半のゲレンデ区間はバンクやレイアウトが変更されていてそれはそれで難しい。
おまけに硬くて手が痛い。。。

前日の試走ではいろいろとラインを試して終了。
タイムドセッションは13位。

そして決勝当日。
十分な試走を行うが、どうにもペースが上がらない、というか上げられない。
そして予選。
コースコンディションはウェットから徐々にドライへ。できるだけいい順位で決勝を走りたいけどその前に通過しないと。
ということで19位で通過。
そして決勝スタート。
最初のシングルでとっちらかるも、なんとか通過して後半のゲレンデ区間へ。
少しずつ崩れてきていた先のバンクを意識しすぎて一つ手前のバンクでバランスを崩してそのままジャンプからコースアウト。
すぐに戻って走るが痛いロス。
最後のジャンプもミスってボロボロ。
25位で終了。

今回の原因はわかっているので早急に対応して後半戦へつなげたい。

応援してくれたみなさま、ありがとうございました。

バイク : NUKEPROOF PULSE
フォーク : DVO EMERALD
タイヤ : TIOGA BLACK TURTLE
ウエア : TROY LEE DESIGNS
ヘルメット:TROY LEE DESIGNS
ゴーグル:OAKLEY CROWBAR
メカニック : M.MITSUTAKE


©Hiroshi Ebihara

©Hiroshi Ebihara


軽く死んだ親指


ピットバイクは小さくて硬すぎた、の図

全日本選手権大会

7月18日に
1年に1度の全日本選手権が長野県富士見パノラマリゾートで行われました。

今回はメカニックがBMXの世界戦へ出張のためセルフ、というかノーメンテ。
事前にバッチリ仕上げてもらってるから不安はなかったけど台風の影響でずーっと雨予報。
となれば雨対策。
OAKLEY CROWBAR用のティアオフをセットしたゴーグルを複数用意して雨タイヤ、レインウェア等を前日から用意。
FRSに洗車機サポートをしてもらってあとはグチャグチャのドロドロを期待するのみw

大会前日は(も)雨。
試走では、この2日間で荒れるであろうラインを予測して自分のラインを決める。
そして走る。
コースはすでにツルツル状態でうまく走れないが、少しずつ攻略。
タイヤを含めたセッティングは問題ないのでハイペースで失われる体力を考えながら数本で試走終了。
タイムドセッションは中止に。。

そして当日は(もやっぱり)雨。
コースは前日にも増してドロドロでグソグソの超ヘビー級マッドコンディション。
午前の試走を終え予選開始。

©信州ふぉとふぉと館

とりあえず予選通過を確実にするため全セクションをダラダラと走る。
全日本ではこれが非常に難しい。
トップライダーは当然のこと、全エリートライダーがビッグタイトルを狙っているわけで、精神的なテンションを抑制できずミスを犯してしまう。それに加えてこのコンディション。
だからダラダラと、しかし激集中して走るわけです。

そしたら予選3位。ビックリでした。
そして気分よくファイナルへ。

決勝もかわらぬ状況の中スタートして前半はとにかくスローに走る。
そして問題の低速シングルトラックで泥づまりしないようにとバイクを前へ前へと進めて順調に。。。いきませんでした。
「さてと、この先からが重要だぞ」と思ったポイントで止まってしまい、一発で泥が詰まってしまった。
両足で地面を蹴るもフロントがロックした状態で全体力を使い切り、最後のゲレンデ前でバランスを崩して立体交差が登れずボテボテで終了。。
トップから50秒以上も遅れて9位でフィニッシュ。

まさかを期待してくれたオジサン仲間たちの期待を見事に裏切るリザルトだったけど、実力からすればシングルリザルトでも奇跡だと思う。でもやっぱもっと上手くなりたいなと。。。

みなさまの応援、ありがとうございました。

バイク : NUKEPROOF PULSE
フォーク : DVO EMERALD
タイヤ : TIOGA BLACK TURTLE
ウエア : TROY LEE DESIGNS
ヘルメット:TROY LEE DESIGNS
ゴーグル:OAKLEY CROWBAR





©信州ふぉとふぉと館


©Spike
右はカナダから一時帰国の丸山弘起。ちゃっかり6位で僕惨敗。
後ろには、僕のお古でユースクラス優勝の井岡佑介。

2015/06/17

フラペのススメ

この季節、フラペチーノ美味いですよね。。。


ではなく、自転車の世界でフラペと言ったらFLAT PEDAL。
クリップレスと言われるスキーのビンディングみたいにカチッと固定するやつじゃなくて、
普通のペダルのこと。

クロカンもダウンヒルもエンデューロも、レーサーのほとんどがクリップレスを使用してます。
何故か。
クランク1回転に対して、ペダルを踏む時だけではなく引き上げる時にも脚力をクランクに伝えることで推進力に変える。
それと、オフロードの下りでペダルから足が離れてしまわないように強制的に固定しておくことで安定する。
あとは両輪を同時に引き上げてジャンプするユーロホップというテクニックを使いやすくなる、ことかな。。

もちろんこれらはレースシーンでは非常に有効的なので、レーサーはみんな使用しているわけだけど、そんなライダーに、たまにフラットペダルで練習することをおすすめします。

脚のサスペンションを使う、といっても無理に意識して屈伸運動する必要はないんだけど、ペダルと足の位置関係と、ペダルのバタつき感を体に覚えさせる(慣れさせる)ことで衝撃に対して下半身を柔らかく使う事ができるようになる、はずです。

同時に、バニーホップで、縦方向のバイクの挙動に対して体の可動範囲を広げる練習をするともっと効果的です。

ハンドリング的なライディングスキルではないけれど、恐怖心を軽減させることも大事な要素の一つ。

こうした技術を手にした上で、クリップレスを使用すると最強だと思います。

まぁあくまで持論ですけどね。。

日々の猛練習メニューに飽きてるライダーの方々、息抜きにお試し下さい。

2015/06/04

CJ第2戦 富士見パノラマ

先週末は長野県富士見パノラマで開催されたCJ第2戦に参加しました。

まずは、前年ランキング16位ということで、SLmトップ20のポスターに載ることが出来ました。


続いてチーム撮影。

© Hideyuki Suzuki
左から
メカニックの光武@TIOGA
僕 NUKEPROOF
井岡佑介 HOTTSPIN/NUKEPROOF
小山航 BANSHEE

お次はDVOチームとメカ。

© Hideyuki Suzuki
光武、僕と航、そして浦上太郎&CLEAT増永氏。

そしてレースです。
開幕戦は半年ぶりの自転車ということで足が攣ったり散々だったのでレース前週に富士見で乗り込み。
そして前日入りして試走。
タイムドセッションでは見事に転倒し、参考タイム出せず。。

そして当日。
コースは完全なドライで少しずつ荒れていく感じ。
午前の試走を終えて午後の予選へ。
コースが短い上に特別なセクションもないため、1ミスで大きく順位に影響が出るようなレイアウトだったため集中して無難に攻める。結果19位で予選通過。
ボーダーライン30位のと差4秒。僕ぐらいの順位だとやはり1回転倒すると落ちるわけである意味ギリギリ。

で決勝。
予選時の路面状況と決勝までの荒れ具合、乾き具合を考えるとパンクが気になったけど、空気圧を0.1落として出撃。
無難とは言えそこそこ攻めた予選から、3秒短縮が限界かと思ったけど結果5秒縮めて13位でフィニッシュ。
まずまずのリザルトを残すことが出来ました。

応援してくれた皆様、ありがとうござました。

バイク : NUKEPROOF PULSE
フォーク : DVO EMERALD
タイヤ : TIOGA PCYCHO GENIUS VENTURE 2.5
ウエア : TROY LEE DESIGNS
ヘルメット:TROY LEE DESIGNS
ゴーグル:OAKLEY CROWBAR
メカニック : M.MITSUTAKE

今回も多くの写真をいただきました。

©Hiroshi Ebihara


©Hiroshi Ebihara


©Endo Wako


©Harumichi Sato


©Hiroshi Ebihara


©Shinichi MInowa


©信州ふぉとふぉと館


©信州ふぉとふぉと館

次回は月末DOWNHILLSERIESかな。。


2015/05/13

2015開幕じゃ!

2015年のジャパンシリーズ開幕。
今年からCJ(クップドジャポン? ) とか言うようになって、UCIのなんちゃらで、
よくわからんですが日本最高峰のシリーズレースであることには変わりないです。

大きく変わってた点といえばクラス分け。
年に一度の全日本選手権大会の時だけに採用されていた年齢別がシリーズ戦にも採用されたわけですが、年齢的にはマスターの僕はエリートクラスへの参戦が可能ということで今年もエリートで走らせていただきます。

ということで行ってきました滋賀県箱館山。
一応エントリーだけはしてたけど、昨年の最終戦で肩を痛めて以来、自転車という乗り物にまたがっていない状態だったため、暇なメカとBBQ&観戦の予定でしたが、出発数日前に新しいフレームが届いたので急遽メカに送って現地でセットアップしてもらったら乗りたくなったので受付しました。

しかし前日は雨。一里野の時のように、滑ってまた肩を痛めるのが怖かったため試走をキャンセル。
当日の天気予報は晴れだったのでここで走ることに決定。
今期からPEAKでサポートを始めたユースライダー井岡佑介のパパに施術してもらい、とりあえず肩が動くようにはなった。

で、あっという間にレース当日。
ユースジュニアクラスが前日に行われたこともあって、試走時間はたっぷりあり、5本走って午後の予選へ。
当然満足行く走りは出来なかったけど、なんとか27位で通過。

休みまもなく決勝へ。
しかしスタート地点に行くまでの最後の登り坂でバイクを降りて歩こうとした瞬間、足が攣った。
まわりが集中力を高めている中、焦りながらも伸ばしたり揉んでみたりしてとりあえず治まった。そしてスタート。

直後の漕ぎセクションは負荷をかけないように軽めのギヤで回してごまかし、各セクションを無難に走る。
完全ドライと化したコースは所々パサついた砂や石が浮き、バランスを崩すところもあったけど大きなミスは無くフィニッシュ。
結果24位で開幕戦を終えた。

正直今回は予選通過どころか出走も無理と思っていたので個人的には満足な結果だけど、昨年のランキングでもあるナンバー16を付けて走る以上、完璧に体を治してもっと上を目指して行きたいと思います。

応援してくれた皆様、ありがとうございました。
急なオーダーにもかかわらず現地でゴーグルを手配してくれた隼也@OAKLEY
そして体調不良でDNFだったけどウェア、ヘルメットを手配してくれたダイスケ@A&F、ありがとう!

© Hideyuki Suzuki

バイク : NUKEPROOF PULSE
フォーク : DVO EMERALD
タイヤ : TIOGA WHITE TIGER
ウエア : TROY LEE DESIGNS
ヘルメット:TROY LEE DESIGNS
ゴーグル:OAKLEY CROWBAR
メカニック : M.MITSUTAKE

2015/03/31

DIRT MAGAZINE

イギリスのDIRT MAGAZINEが印刷物としての発行を終了ときた。。

僕がワールドを回り始めた頃創刊されて以来今までずっと
DH&DJ系メインの"今"を残してきたカッコいいメディアの一つだった。

今後はオンラインのみで発信されるみたいだけど、いいおもひでです。


写真左
'98 ISSUE10
最後のページにあった"STYLE MONGER"っていうライダー紹介ページにピックアップされた時。
この写真(EUROSPORTのクリッピング)はワールドカップでデュアル初開催の南アフリカでショーン・パーマーに負けて5位になった時のだけど、半ヘルの中にベースボールキャップ被って半パンでチェーンウォレットぶら下げて走ったから「日本から変な奴来ちゃったよ」的な感じだったんだろうな。。

写真右
'98 ISSUE 11
STYLE MONGERに掲載された次号を見たら見開きでドカーン。。
フランス、レジェで行われたデュアルの1カット。
この後デュアルでは、予選では毎回15位ぐらいで通過できるけど1回戦もしくは2回戦ボーイだったので
今になってみればこんな扱いされたのが恥ずかしい。


ずらりと並ぶ超ビッグネームの最後に僕の名前も。。。
誰かが僕のことをBMX上がりって教えたんだろうね。Mr.BMXなんて書かれてるけど
この12人中10人ぐらいが本物のチャンピオンですから。。
見開き以上に恥ずかしい。
もちろん嬉しいけど。



'02 ISSUE 32
他の日本人ライダーもいろいろ載せてもらったよね。。
ヒロコ、コウイチ、MIO、タダシ、リョウ、516とか。。。

ていうことで、ありがとうございました。。




 
© 2015 Takashi Tsukamoto.